経営者勉強会の様子

日時 :令和2年1月10日(金)

講師 :古川 益一
司会 :金子 秀久

1.皆様から寄せられた声

  • 「責任は果たす。しかし重荷は負わない」その通りにしていいんだ。と思った。
  • 〈紙だのみ〉となる経営計画書の重要性を知った。
  • 「逆も真なり」の考え方が参考になった。
  • 対境関係により調和を図ることの重要性を知った。
  • 次善の策をスピーディーに実行することを心掛けたい。
  •  “知識と真理の違い”知識は必要なものであり、真理は重要なものであることを学んだ。
  •  善意総和型再建方法の奥深さが良く分かった。
  • 「悲観的な計画を楽観的に実行する」はとても的を射た表現と思いました。
  • 銀行から協力を得られる再建計画書の立案方法を勉強させて頂きたいと思います。
  • 「計画により戦いを略す」ということを実行してゆきたい。
  • 知識があれば何事も上手くいくと思いがちだが、それ以前に真理の追究が重要だと思った。
  • 「再建の心構え10ヵ条」は頭では分かったが腹に落とし込む為に繰り返し読んでいきたい。
  • どうしていいか分からない経営者や個人に当大学をもっと広めていきたい。
  • 今の世の中 こういう内容を教えてくれる学び舎は無いに等しい。みんな金儲けに走り、高額なのに内容が無い薄情な会社が多過ぎる。
  • 再建は理論的な考え方だけではまかり通らない事が良く分かりました。
  • 今後この内容を羅針盤として学んで行きたいと思います。
  • 経営計画書は会社の設計図、これが無ければ信用されない。なるほどと思った。
  • 紙だのみは銀行担当者の負担を減らすことになり、上手く行くことを知った。
  • 自分自身に見方、考え方を向けて反省するということを最近特にそのように思っています。
  • 3条の無理な努力をしないことをここ最近行ったところ大変楽になりました。
  • 1条の「見方考え方を自分自身に向けて反省する」は感謝の心を忘れていなかったか?を改めて反省させられました。
  • 3条の「無理な努力を必要としない道筋を作る」は目から鱗(うろこ)でした。
  • 戦略を練り、次善を求めて即実行すること
  • 枝葉末節に捉われず根の部分を見据え行動すること。
  • 「真実をぶつけ合わず、真理で話し合う」は過去から現在を思い出し胸が熱くなり、とても考えさせられます。
  • 経営上もらい事故が圧倒的に多い。
  • 山田社長の成果発表で銀行も見たことのないほどの出来栄えの再建計画書により債務圧縮プランに協力的になったとのこと。嬉しく思いました。
  • 個人から借入をしてはいけない事を学んだ。
  • 克明な日記帳が必要である。
  • 最善を求めると良い結果が得られずスピードも落ちるので次善で良しとすることを知った。
  • 銀行から借りる時に返済不能となった時の「流れ」を知ることで「借入」に対する考え方を変えることができた。
  • 「ヒト」「モノ」「カネ」の3要素の内の「カネ」の使用料が金利であるとの考え方を知った。
  • 会社再建には自分の事、会社の事をよくよく理解し客観的に見る必要がある。そして悲観的な計画を楽観的に実行することが胸に刺さった。

2.質問にお応えします

経営者勉強会中の様子

Q.自分の資産を減らさずに借入をすることは可能ですか?

資産の増減と借入はそもそも関係無いことです。借入するためには支払金利が経費として発生します。

この経費を捻出することができれば借入は可能です。現在の金利は1.5%程度ですから殆ど負担にはならない筈です。「費用対効果」として考えたらこれほど効果的な使い道は無いように思います。

例えば10,000千円の金利は10,000千円×0.015=150千円です。1ヵ月にすると12,500円です。毎月12,500円で10,000千円を使って円滑に経営出来ることになります。

逆に言うと一ヵ月12,500円で10,000千円のお金を使えるということです。「ヒト」「モノ」「カネ」の事業の三要素の内、低金利の現代こそ簡単に用意が出来る時代であることを認識し、銀行に対し感謝の心で接するべきではないでしょうか? 

感謝の心とは借りている以上は毎月その借りたお金で、どのように活用させて頂いているかを報告することであり報告義務は当然のことです。

Q.個人から借り入れをしていた場合、この返済をしないと再建計画が出来ない理由をご教示願います。

個人からの借入れは絶対にしてはいけません。

それは次の理由によるものです。

  1. 個人と言っても様々です。良い人、悪い人と様々です。どちらにしても返済が出来なくなった時に必ず問題が生じます。銀行はこの問題に巻き込まれないようにするため一切相手にしてくれません。いくら再建したいと言っても協力をしてはもらえません。
  2. 人道的責任が発生するからです。銀行から借入をすると「返済しなければならない返済責任」と同時に「貸す側には貸し手責任」が発生します。つまり、お互いが仕事として処理しているので返さなくなった時には仕事として処理することになりそれ程の問題にはなりません。個人の場合は人道的責任と同時にそれ以降の人間関係を壊してしまうことになります。

会社の閉鎖は特に困難になります。

Q.赤字決算になってしまった後でも融資を受ける方法はあるものでしょうか?

赤字決算の会社が新規に申し込んでもほぼ受け付けてはくれません。

しかし以前から取引があり良好な関係を続けていれば相談に乗ってくれるものです。融資を得られる条件は次の通りです。

  • 赤字決算となった理由が環境の変化や自社以外にあるもの
  • 将来必ず好転する客観的な説得力があるもの
  • 返済計画が示されているもの

などです。

Q.自社の顧客に対し経営指導を行いたいが出張指導は可能でしょうか?又、自分自身が能力を高めて指導すべきでしょうか?

当大学では受講される皆様及び関係者全員が順調に経営されて行くことを目標としています。

是非、大学を活用し、顧客のサービスに役立てて下さい。

その結果として社長自らが、指導できるようになって頂きたいと思います。経営難に陥る原因は様々であり、その再建方法は極めて多岐に渡ります。先ずは共に勉強して行きたいと思います。

3.勉強会で学びたいこと

財務戦略

1.財務と営業 交渉術

財務と営業は車の車輪であり同じ回転が無いと前には進めません。これは第5章と第4章で詳しく学びます。交渉術は戦略的思考によるものであり徐々に理解できるものと思います。

2.投資、拡大を決断する要因

大変難しい決断です。

知識と真理の2面から考えてみましょう。

◎知識による決断

  • 事業計画が客観的に整合性を持っており失敗した時の対処方法を考えているか? 
  • その計画から発生する問題を多長根で捉えているか?(27頁)
  • 虫の目、鳥の目、魚の目で見ているか?(27頁)

◎真理による決断

  • 社長自身の持つ心の器に入り切れるか?
  • 何のための投資、拡大か?理念に沿ったものか?自分自身の欲を満たすためのものか?
  • 社員の賛同を得て一心同体となって進むことができるものなのか?

など、全てが合格点があげられるかどうか?
によるものと思います。

3.関わる人みんなが仕合せになる組織戦略

第3章で学びます。

組織戦略のタイトルは、「社員一人一人の力が重なり、助け合い、補い合う組織に調和の取れた発展が生まれる」です。次回を楽しみにして下さい。

4.営業戦略を学びたい

第4章営業戦略で学びます。

営業戦略を一言で言うと、

営業戦略とは自然に湧き出る泉の如く自ずと売れる仕組みを考えることである

です。次回を楽しみにして下さい。

5.もう一度1章から学びたい

この勉強会は会社が生まれ、成長、発展、そして消滅までを12章に分けて学んでいきます。

第2期に是非ご参加下さい。

4.自社にどんな成長を望まれているか

勉強会の雰囲気

1.黒字化

黒字化することは経営者にとっては存続責任を果たす上で最低限の責任です。

基本に沿って経営してゆけば簡単です。
即、個別相談を受けて下さい。

2.皆さんから必要とされる会社経営者になりたい

当勉強会にて学んで頂ければ必ずなれます。その中でも特に第6章経営者の品性が重要です。

3.社員が自ら行動出来るようになること

老子は「無為自然」と言って経営者の存在を意識させない経営が理想と言いました。

そのためには経営の樹の根に当たる経営理念の確立、そして根を強くするための土壌、この土壌は目には見えずとも重要なものであり、これが「品性」です。 

品性が磨かれていくに従い社員一人一人は「一心同体」となって自ら動いていくようになると思います。

4.いかにして個人事業から会社になっていくべきか?

一言で言うと「器」の問題です。

形の器は、会社の経営の免許を取って事故の無いように経営できるようになることです。

心の器は、社員の心を受け入れられるように大きくすることです。

この2つにより会社は自然に大きくなっていくものです。

5.勉強会への質問や要望

スケジュールを早く知りたい等、開催日程の希望等がありました。