経営者の品性
  • 日時:令和2年9月9日(水)18:30~21:00
  • 場所:蒲田消費者センター
  • 講師 :古川益一
  • 司会 :金子秀久

01.皆様から寄せられた声

  1. 戦略的思考とは結果を決定して相手に確認させること。漢字の奥深さを学びました。まずは、自分が決めたり、つくることから始まる。今まで決めずに楽観的に行っていたことに気づきました。
  2. そうかぁー、マズいなー、と思いました。物件毎の事業計画書(B/Kに融資してもらう為)は作成しますが、会社自体のものは作ったことがなかったです。いつも後回しにしてしまう面倒なこと...ですが本当に早急にやります。「自分(だけではなく)を大事にする」も早急にやります。
  3. 社内で収支計画書を発表する機会があります。収支計画書の作り方がわからず、店舗の経営の仕方も判らずで不安でしたが、何とかなりそうです。
  4. 言葉だけのプレゼンも文字とグラフの経営計画書も相手がストーリーや、ビジュアルを思い描けるものでないと心を打たない!!と学んだ。
  5. 経理は過去、財務は未来
  6. 経営計画書を作り実行するにあたっても、全て経営者の品性がとても重要だと学びました。品性をしっかりと整えて学ぶ事が大切だと思いました。
  7. 再建方法はシンプルでありながらも、常識的な考え方から脱する事が重要と思った。
  8. 経営計画書を作る事は、常に客観的に冷静に自社の現状と未来を認識することができることと思いました。家計簿と同じで、家の経費を常に意識して低く抑えて使うことをすること、最初に預金額を決めて銀行に預けるとお金が貯まる。会社も同じようにやっています。
  9. 長期計画(5年後)を立案した上で、短期計画を立てる事が戦略(戦いを略す)すなわち達成を事前にコミットできることを改めて勉強することが出来ました。
  10. 経営者は、意外と自社の現状を知らない 「なんとかなる」 と楽観的であったり、逆に神経質になりすぎたりする、まさに自分の事だなと痛感しました。財務を含め、現状を正確に把握し、5年後のあるべき姿を描き、5、4、3、2、1年と手前に近づけるよう計画します。
  11. テキストの第1章からではなく、第2章から参加しているため、経営計画書の内容が難しいと感じています。点と点になっている感覚です。第1章の経営の基本から再度読み、理解を深めて5W2Hの計画書に取組んでいきたいです。しかし、「なぜ経営計画書を作成するのか?」について、単に融資を引く目的のみではなく 「将来の姿と、それに行き着く道筋を描くこと」 という根本的な意識に気付かされたことは収穫になりました
  12. 経営計画書は結果に責任を持ち、楽しみを与えてくれて夢を持たせる計画書を創ること。地域社会に貢献するワクワク楽しい計画書を検討することは、誰が見ても夢があり、肯定的になれると感じました。
  13. 計画書を作成し客観的に会社を見る、経営をみる大切さを改めて感じました。貸借対照表で個人と会社経営の違いを分らず、同じものと思ってやってきた事の恐ろしさ感じました。
  14. 経営計画書は本当に大切なものです。きちんと作成して誠心誠意をつくしたら、銀行の人や周りの人の心を動かすことが出来ました。会社の事も表で全てがわかるようになりました。
  15. 経営計画書の重要性、現状と未来の姿が把握できれば安心して経営ができる (毎日過ごせる)と思いました。目の前の目標でなく、目標設定が大事な事、すっと腑に落ちました。良いストーリーを描く事、実践してますが、もっとリアルに行動していきます。

02.質問にお応えします

Q1.前もお尋ねしましたが、 「運による...といってもおかしくない売上げ」 を予想して、計画書にする...というのが、むずかしい気がしています。

確かにむずかしいと思います。

過去の実績を振り返り、客観的に冷静に判断して予想をして下さい。過去3ヵ年の売上推移を見ればほぼ正確に摘めることと思います。

Q2.絶望の字は、見方を変えれば考えが変わるという事ですね。

その通りです。絶(なくなる) と 望(のぞみ) と言う相反する文字を並べて「どちらを選びますか?」と、勇気を与えてくれるような文字です。

危機も同じように危険と機会です。日本語は奥が深いものです。

152頁をご覧ください。

Q3.個人事業主として、経営計画書(起業計画書)を作成する場合、テキスト142P《経営計画書の条件》3「一心同体となった社員の調和する姿」 をどのように表現すると良いのかお聴きしたいです。

経営計画書全体が、社員と共に歩む姿がイメージとして浮かぶことが大事かと思います。特に組織図などは花園型のイメージ(62頁)とし、「です」 「ます」 調の書き方にして下さい。

私は 【枝も葉も 幹も根もまた ともどもに 尽くしあいてぞ 花は咲くなり】を意識して表現するようにしています。

Q4.店舗の余剰在庫を減らす事は資産を減らす事と同じ考え方でしょうか?

余剰在庫の内容によって違います。将来売却見込みのあるものは敢えて減らす必要はないものと思います。

不良在庫は将来損失となるものであり、資産ではありません。 

しかし税務上は資産になります。

従って黒字決算時は処分、赤字決算時は在庫とするように利益調整をする必要があります。108頁をご覧ください。

Q5.自社には経営理念もあり、毎日復唱して、当たり前のように口には出るのですが、毎日その理念に基づき行動しているか? と言われると、とてもあいまいです。 先生はどのようにして理念と行動を一致させて習慣にされているのでしょうか?

理念は忘れないようにしていても、いざその時になると忘れがちになります。

私は必ずその日の内に反省して日記帳につけることを習慣にしています。「吾(われ)日に吾身を三省す」 (129頁)です。

Q6.純利益1,000万円に対して、400万円の税金を払うなら、社員に賞与として払う(所得税として)。それ以外に他に還元する方法があったら教えて下さい。

様々な方法がありますが、単純なやり方ではありません。

その会社、それぞれの経営方針や内容と環境により、考えていくものです。例えば、福利厚生費、人材教育、など組織全体のバランスが大事と思います。

Q7.実行予算書について、手数料収入の場合、原価はどのようなものがありますか?

純粋な手数料であれば人件費が主になり、販売管理費です。

従って原価は発生しないものと思います。

03.勉強会で学ばれたい内容がありましたら教えて下さい

①体質改善計画書を具体的にどのようなものがあるか、見てみたいです。

体質改善は静 (貸借対照表) と動 (損益計算書) の2つから考えます。

  1. 貸借対照表からは資産と負債のバランス。流動資産と固定資産のバランス、自己資本の割合などです。
  2. 損益計算書からは、売上利益率、人件費比率、営業利益率などです。

この2つの総合評価により、
改善をしてゆきます。 

詳しくは機会を見て説明してゆきます。

②経営の基本とは

本講義は経営の基本を12章に凝縮、会社を作り、運営し消滅するまでをストーリー風に説明しています。

12章まで学ばれると基本の何かが分かって頂けると思います。狭義には、第1章 「経営の基本」 にて経営者の責任と学び方、経営のイメージを説明しております。

③全て学んでから再度細かく教えて頂きたいです。

経営学は、人を対象とする学問のため、勉強しても限界がありません。KAEの原理のように、学び経験し更に学ぶを繰り返していくものです。

どんなことでも追求して来て下さい。

04.自社にどんな成長を望まれていますか?

  • 無理な仕事をしない。変動費、固定費を常に意識し低く抑える癖がついた。
  • 社会貢献できる企業にしていきたいです。
  • 短期、中期、長期を決めていこうと思いました。まず決める、そして細かく設定して、準じて行動すると明確になり、シンプルな経営になりますね。
  • 経営理念を実現し続ける為に、ワクワクできる会社。これから起業するにあたり、真理の追究を通して自然に会社に成長していくようにしていきたいです。

いづれも素晴らしい望みです。

真理に基づいた経営を実践してゆけば必ず実現できます。

05.質問、ご要望などお聞かせ下さい

①閲覧したい講義を第1章から第12章まで動画で見れるようにしてほしい。

LINEで 『学生会員様に』 公開しておりますのでどうぞご覧下さい。

②午前、18時以降の風水学もおねがいいたします。

検討させて頂きます。

今日も多くのご意見を頂き、ありがとうございました。