経営者勉強会「再建の心構え」

日時 :令和2年11月11日(水)18:30~21:00

講師 :古川益一
司会 :金子秀久


再建を成功させるための心構えを学びました。

01.皆様から寄せられた声

① “逆も真なり”など自分と向き合う問いを多く頂けました。ありがとうございます。向き合い、自分を深めて、信念や価値観を明文化していきます。


②金を借りるなら個人からはNG。銀行から!


③ 次善の積み重ねが、やがて最善の結果をもたらすものと信じ、目先の1つ1つを即クリアすることの大切さを知りました。


④ 誠意の大切さ・悲観的に計画する点・真理に基づいた考え方の大事さ・流れに乗る、逆らわない。


⑤ 2回目を学び、10ケ条がとても深く、自分の在り方もしっかりと考えて行く様にしたいと思いました。


⑥ 考え方を変えるだけで、一瞬で状況の見方が変わり、良い方向に向かう。まさに真理だと思います。

また、究極の真理は 「人間同士は助け合うもの、憎んだり恨んだりしてはいけないもの」 「人間は幸福な人生を歩む為にこの世に生まれてきた」この2つは完全に同意です。

全ての人がこれに気づけば世界は平和になると思います。


⑦全体を通して思うことは、揺るぎない自分(会社)の信念の基に自然体で日々仕事、生活をすることだなと思いました。いわゆる理念が大切であり、それに沿って器の量の仕事をする。今、私が毎日これを思いながら日々送っています。

再建の時は皆さん猛反省します。その気持ちを忘れずに無理や必要以上な欲を出さず、常に誠実に真摯に取組むことが良い会社、良き人生にすると思います。


⑧社長としての品性を高めつつ、同時に 「逆も真なり」 の考え方を取り入れて、見方考えかたを自分自身に向けて反省し続けていくことを習慣化していきます。


⑨見方、考え方を自分自身に向けて反省する → 感謝を忘れ、無理をして公私混同しているので耳が痛かった。


⑩経営難の根本的な原因は社長自身にあると学びました。仕事がある事に感謝を忘れていなかったか。自分の器を超えて事業の拡大を求めてこなかったか、反省させられました。


⑪経営するにせよ、再建するにせよ、相手との調和が大切だと改めて思いました。今ある自分自身が誰のお陰なのか常に感謝の心を忘れないように日々意識していこうと思います。


⑫再建の心構え10ヵ条。これをやれば、きちんと再建できる。心構え、感謝、反省、大切です。

02.質問にお応えします

経営者勉強会への質問

Q1.「紙だのみ」=書面化は金銭だけではなく、戦略や雇用、相互協力などにも有効でしょうか?

「紙だのみ」は全ての場面に有効です。相手の心をやわらげ、冷静にさせなければならない時に特に有効です。

紙だのみをする上で特に重要な3点を申し上げます。

  1. 正邪曲折を正しながら人間的な次元を引き上げながら解決に導く。次元を上げることは、鬼の心から人の心、そして神の心へ引き上げていくことです。「神の心とはお互いに思いやりを持ち相手の立場に立って考えよう」 と言うことです。そうなればどんなに難しい問題でも解決していくものと思います。
  2. 問題点をまとめ、統一する。「お互いの考え方を一つにする」ために先ず経緯をまとめます。
  3. 陰陽の考え方を取り入れる。お互いの主張が陰と陽のどちらにあるかを考えて、陰陽のバランスを取りながら進める。積極的に出る時は 「先手必勝」消極的に守る時は 「後手必守」 を使い分ける。     

Q2.こちらが真理で話していても、好戦的な相手に対しての対応はどのようにすればうまくいくでしょうか?

好戦的な相手には 「後手必守」 に徹底し、徐々に鬼の心から人の心へ、人の心から神の心へと引き上げていくことを考えましょう。

Q3.自分の器を超えて事業の拡張を求めてはいけないと学びました。ではどうすれば自分の器を知ることが出来るのでしょうか?

器に入っている場合は無理がない状態です。

事業が順調で楽しく進められれば器に入っていることになります。苦しかったり無理がある場合は器に入りきらないことになります。

テキスト1頁”会社経営は夢に満ち溢れた状態”です。

Q4.再建の際、先ずは全体像を組み立てるとありました。先生はどのようなポイントを意識して組み立てをしていますか?

経営の樹を育てることを意識して組み立てます。

①土壌

経営者の品性に問題がないか?再建激務に耐えられるかどうか?

②根

経営理念が確立しているか?

③幹

経営方針は経営理念を具体化するものであるか?

④経営戦略

  • 組織戦略 = 社員一人一人の能力とやる気に問題がないか?
  • 営業戦略 = 営業方法、収益性、商品力などに問題がないか?
  • 財務戦略 = 財務的に余裕があるか?収支は成り立つか?

以上をポイントにして組み立ててます。これが出来れば売上や利益は自然に上向いていきます。

Q5.有難い事に紹介案件が非常に多く、今は営業はほとんど行っていません。しかしながら、案件数が多く、お待たせするケースが出てきました。その際、自分の器を鑑みてお断りしていくことも必要でしょうか?

相手によりけりと思います。

経営方針に合致するもので相手に問題が無ければ相手の立場に立って判断すべきものと思います。

因みに私は、どんな仕事も断らないことを経営方針としていました(テキスト74頁を参照下さい)

03.勉強会で学ばれたい内容がありましたら教えてください。

経営者勉強会で学びたいこと

①紙だのみの際の文章の書き方 (ケース別で例が知りたいです)

今まで多くの文章を書いてきました。随時、説明したいと思います。

②財務戦略、組織戦略、営業戦略を学びたい。

当勉強会で、来年2~3月で学びます(3~5章)是非ご参加下さい。

04.勉強会を通じて、自社にどんな成長をのぞまれているか教えて下さい。

①コロナ過で経営難ですが、無理せずに許容して急がずに立て直します。

ウィズコロナ、あるいはアフターコロナ、いずれの時代になるにせよ、将来は分かりません。今言えることは 「流れに呑まれず流れに乗る」この 一語に尽きるように思います。

②対境関係の方々に貢献できるような企業にしていきたいです。

素晴らしいことです。対境関係は大きく言うと8者です。善意総和型経営の基本の考え方になります。

③若い人材を採用して、次世代の職人を育てたい。

④相手の立場に立ちながら、戦略的思考を身に付けていきたい。

特別講師:古川 益一よりメッセージ

古川益一

今回も多くの御意見を頂き、ありがとうございました